THE CREATORS vol.2
2023.07.13
注目のクリエイターに、既存の枠にとらわれない表現を引き出してもらうことで、自己表現の可能性を広げていく企画「THE CREATORS」。前回に続きフィーチャーするのは、インスタグラム(@nasup)のフォロワー数約17万人を誇る、人気ヘアメイクアップアーティスト・那須陽子さん。今回は「ミーハー&トレンド」をキーワードに、休日に挑戦したい那須さんらしさ満載の冒険メイクを披露していただきました。
――ヘアメイク表現において、トレンドは意識しますか?
しますね。職業的にトレンドは意識しないといけない部分もありますが、私自身が単純に新しいものが好きなんです。だから常にそのときの流行りをチェックして、自分の気持ちが上がるものを探しています。
テレビや雑誌・WEBもひと通りチェックしますが、最近はSNSが中心。常に新しい情報がリアルタイムで更新されていく、スピード感が好きなんです。これが良かったとか、これはイマイチだったとか、みんなひとりごとみたいに書いているからリアルだし、その生っぽい「いまの気分」をキャッチして、ヘアメイクで表現したいと思っています。
――ひとつのスタイルを追求するタイプではない?
飽きっぽいので、ひとつのスタイルを貫くのは性格的に無理で。テイストとしては基本、ガーリーで可愛いものが好きなんですが、その「可愛い」も決して固定的ではなく流動的なもので、時代と共にどんどん変わっていく。そのときはいいなと思っても、時間が経ったら自分の中で新鮮さがなくなって、色褪せてしまう。そこに固執するよりは、次々に新しいものをチェックして、その中からいまの自分にフィットするものを探したいんです。だから、私のヘアメイクに一貫したスタイルがあるとしたら“ミーハー&トレンド”ですね。
海外のシンガーソングライターに憧れて、その時の気分でブロンドにしていたこともありました! これはその時の写真です。
――那須さんの“ミーハー&トレンド”は、好奇心とフットワークの軽さの証ですね。
どんなものでも、よく知らないまま否定するのは嫌なんです。知らないことがあったら調べたり、なにそれ教えて!ってスタンスで吸収する。常に好奇心は持っていたいです。入っては流れての繰り返しなので、良くも悪くも固まらないんですが、常に冒険もできる。流動的に、なんにでも変身できるのが、“ミーハー&トレンド”の武器でもあるんです。
今回、那須さんが提案してくれるのは、休日などに冒険したい、2つのミーハー&トレンドメイク。1つめは「LIVE参戦囲み目メイク」、そして2つめは「媚びないカラーメイク」。ちょっぴり勇気を出して冒険すれば、見た目も気分もガラリと変わるはず! 意外と誰でも気軽に挑戦できる、遊び心ある“nasuメイク”をレクチャーしていただきます。
LIVE参戦囲み目メイク
パンチの効いた囲み目メイクでスター気分に
Featuring シエル
――1つめはモデル・シエルさんに、「LIVE参戦囲み目メイク」をテーマにメイクを施していただきました。具体的にはどんなイメージで作っていきましたか?
憧れのアーティストのライブに参戦する人をイメージしました。ライブって、アーティストと同じような非日常的なヘアメイクでテンションを上げて行くと、より楽しいんです。
特に今はジェンダーレスな時代なので、カラーリップを塗ったり、スカートを履いたりと、自由なファッションを楽しむ人が多いですよね。シエルくんはもともと目鼻立ちがはっきりしているので、そういうスタイルが絶対に似合う!と思って、パンチの効いた囲み目メイクをしてみました。普段ファンデを塗ったり眉を描いたりはするけど、リップやアイカラーはハードルが高い…という男性も、自分がステージに上がる気持ちで冒険してみてください。指先もメイクに負けないように、三色のネイルでポップな遊び心を効かせて。
仕上がりイメージ
――那須さん自身は、どんなときにメイクで冒険をしますか?
私自身も好きなアーティストのライブに行くときはいつも、時間をかけて、思いっきり派手にメイクします。メイクはその時間をよりドラマチックに変えるための演出のひとつなので、ライブのように、自分が楽しめるシチュエーションを設定するとスペシャルな時間が過ごせると思います。
圧倒的インパクトを放つ囲みカラー
「LIVE参戦囲み目メイク」のキーポイントである黒の囲み目メイク。初心者には難易度が高く思えるけれど、アイシャドウを薄い色から順に重ねていき黒のアイラインと馴染ませることで、簡単に仕上がります。
まず、上まぶた全体に「ザ アイカラー CT512」、さらに上から「ザ アイカラー CT505」をオーバーめに重ねてベース作り。その上に「ザ アイカラー P216」と「ザ アイカラー M113」を混ぜて重ねたら、さらに「ザ アイカラー M112」を重ねる。下まぶたも「ザ アイカラー CT512」を広めに入れて、その上に「ザ アイカラー SG610」をオン。「レアフィットジェルペンシルN BK-1」で目もとを囲んだら、「ザ アイカラー 024」を下まつ毛のキワに広めに入れて仕上げ。奥行きのあるカラーリングにグリッターが煌めく、存在感のある目もと印象が完成!
仕上がりイメージ
反骨精神あふれるツンツン眉
眉マスカラでツンツンにスタイリングした眉毛は、パンキッシュな反骨精神の証として今回は表現。シエルさんの黒く太い眉を活かして、クリアカラーの「フェザーブロウメイカーEX-1」で毛並みを整えた後、ピンセットで束感を作って逆立てる。濃いめの眉だからこそ、ここまで大胆にアレンジすることで、ポップで強い個性に。眉の色が薄めの人は自眉と馴染む色の眉マスカラ「3DアイブロウカラーN」を使用して。
仕上がりイメージ
主張しつつ馴染む、オレンジブラウン
目もとのインパクトに負けないように、口もともしっかり主張するのが“nasuメイク”のポイント。「ラウンドオーバーリップメイカー EX-1」のリップペンシルの方を使用し、唇の形をなぞるように全体に塗って、グラマラスな彩りを添える。
仕上がりイメージ
――シエルさん、今回のメイクでどんなことを感じましたか?
普段の撮影ではナチュラルなメイクが多いので、ここまで派手なメイクは新鮮で、まさに冒険!という感じでした。特に眉毛を逆立てるスタイリングは、初めての体験でワクワクしました。また、ブラウン系のリップは意外と肌の色と馴染んで使いやすいなと思ったので、自分でもトライしたいです。
媚びないカラーメイク
誰のためでもない、自分のためのピンクメイク
Featuring 古田愛理
――2つめは古田愛理さんをモデルに、「媚びないカラーメイク」を披露していただきました。どのようなイメージで、表現をしましたか?
友達同士で旅行に行くときに、こんなメイクで行ったら盛り上がるかなとイメージしながら、いまトレンドのピンクを中心としたカラーメイクに仕上げました。ピンクメイクというと、ふんわり甘いイメージもありますが、あえて前面には出さず、淡く微妙な色や質感のピンクを重ねることで、ナチュラルな透明感や血色感を出していまっぽく。目頭に入れたパール系の水色もギャルっぽくてお気に入り。目頭と目尻は黒で囲んで、目力を出すことでピリッと媚びないムードに仕上げました。黒とピンクを馴染ませるために、パープルのマスカラを仕込んだのもポイント。「やっぱりピンク可愛いよね!」と、みんなのミーハー心をくすぐれるような、最高に楽しいメイクに仕上がったと思います!
仕上がりイメージ
ピンクのグラデーションに、忍ばせブルー
目もとのピンク×水色のカラーリングは“nasuメイク”ならでは。特に目頭の水色はアクセントになるので、マストで忍ばせて。
まず「ザ アイカラー M102」を上まぶた全体に入れて、その上に「ザ アイカラー M110」と「エレクトリックショックアイズ OR-1」の右部分のみを重ねてベースを作る。自然なピンクのグラデーションを作るには、一度にどんと色を乗せるのではなく、少しずつぼかしながら丁寧に仕上げるのがポイント。
仕上げに「ザ アイカラー P204」と「ザ アイカラー PS401」を目頭に入れて、ピンクと水色のポップな対比を演出。
仕上がりイメージ
目もとのピンクとチークを繋げて血色肌に
頬に「ザ アイカラー M109」をほんのり入れて、さらにその上に上まぶたのベースと同じマットピンク「ザ アイカラー M102」を重ねて。アイメイクと繋げるように広範囲に入れることで、じんわり滲むような血色感のある肌に仕上がる。
仕上がりイメージ
潤み感のあるヘルシーリップ
口もとはヌードカラーのクリームルージュと透け感発色のダークレッドルージュを重ねて、潤み感のある立体的な唇に。
ベースは「レッドヌードルージュ(エアリーマット) 02」の右の色のみを唇全体に。その上に「ディメンショナルルージュ RD-2」を重ねて、艶やかな透け感を楽しんで。
仕上がりイメージ
――古田愛理さん、今回のメイクでどんなことを感じましたか?
使った色自体は薄いピンクや水色なのに、目のキワにラインを入れて囲み目メイクにするだけで強いインパクトが出るのが、さすがだなと思いました。自分でするメイクは年々ナチュラルになっていたんですが、もっと挑戦してみたくなりました。
――今回、KATEのアイテムを使って、誰でも“nasuメイク”に近づけるメイクレシピを教えていただきました。実際にメイクしてみていかがでしたか?
私の求めるカラーメイクは微妙な色のバリエーションが必要なんですが、KATEはどのアイテムも絶妙な色がたくさん揃っていて、KATEだけで全部できる!と感激しました。色はもちろん、質感のバリエーションも豊富ですよね。アイシャドウだけでもマットにクリーム、ラメ、グリッター、ベースに使えるスフレっぽいものもあって、目的に応じて使い分けられるのが嬉しい。十人十色の個性や好みに合わせたコスメが揃っているので、誰でも気分が上がるし、使っているうちにメイクが好きになるはず。実際にメイクした2人もメイクした後に、すごく新鮮な表情に変わっていたのが印象的でした。私自身もKATEのコスメを使って、さらなる冒険を楽しみたいと思います!
プレゼント応募規約
花王株式会社(以下「当社」といいます)が企画・実施するキャンペーン「KATE MAGAZINE THE CREATORS vol.2プレゼントキャンペーン」(以下「本キャンペーン」といいます)にご応募いただく前に、本応募規約をよくお読みください。なお、本キャンペーンにご応募いただいた方(以下「応募者」といいます)は、ご応募いただいた時点で、以下の内容にご同意いただいたものとみなします。本応募規約は本キャンペーンに関する応募者と当社の合意の内容となります。
1.本キャンペーンの概要
【応募期間】
2023年7月13日(木)10:00~2023年8月3日(木)23:59:59
【プレゼントの内容】
応募者の中から抽選で10名様に、KATE MAGAZINE THE CREATORS vol.2 #2で使用したメイクセット(全て現品)の一部をプレゼント。
対象アイテム)
1. ザ アイカラー M102
2. ザ アイカラー M109
3. ザ アイカラー M110
4. ザ アイカラー P204
5. ザ アイカラー PS401
6. エレクトリックショックアイズ OR-1
7. レッドヌードルージュ(エアリーマット) 02
8. ディメンショナルルージュ RD-2
【応募方法】
・Twitterのアカウントを公開に設定したうえで、KATEの公式アカウントTwitter(@KATETOKYO_PR)(以下「公式アカウント」といいます)をフォローしてください。
・KATE MAGAZINEに関するアンケート(https://form.kao-kirei.com/jp/pub/kbbplaypark-open/kate230713a)にご回答いただき、応募を完了してください。
【当選発表】
・応募者の中から抽選のうえ、当選者を決定いたします。
・当選者のみに、KATE公式アカウントからダイレクトメッセージをお送りし、プレゼント発送に関するご案内及びプレゼントの発送先の確認をさせていただきます。
・入力フォームは受付完了画面の表示をもって登録完了となります。別途受付完了メールは送付されませんのでご了承ください。
・ダイレクトメッセージの送信は、2023年8月中旬頃、プレゼントの発送は商品は2023年9月上旬頃を予定しておりますが、諸事情により発送に遅れが生じる場合がございますのでご了承ください。
2.注意事項
【応募に関する注意事項】
・次の場合にはご応募は無効となります。
1)当選通知前にご応募に使用したアカウントが削除されている場合
2)当選通知前に公式アカウントのフォローをはずした場合
3)当選通知前にご応募に使用したアカウントのユーザー名(@で始まるもの)が変更されている場合
4)アカウントを非公開としている場合及び投稿後に非公開とした場合
5)当社社員及び本キャンペーンの関係者による応募の場合
6)その他、応募者が本応募規約に違反した場合
・ご応募はお一人様1回限りとさせていただきます。
・同一住所にお住まいの複数の方が当選された場合は1名のみ当選とさせていただきます。
・本キャンペーンへのご応募、お問い合わせにかかる通信料は、応募者のご負担となります。
・機種・OS・ブラウザ等の理由により一部のPC、携帯電話、スマートフォン、タブレット等ではご応募いただけない場合もございます。
・本キャンペーンへのご応募によるいかなるトラブル、損害が発生したとしても、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・本キャンペーンは、Twitterの運営会社の提供・協賛によるものではありません。
・Twitterのご利用にあたっては別途それぞれの利用規約が適用されますので、ご自身で責任をもってご確認のうえ、ご利用ください。
・Twitterが提供するサービスのメンテナンスや不具合、応募者の利用する通信端末や通信事業者の提供するサービスの不具合等により、本キャンペーンへのご応募が行えない場合や、情報漏えいその他の損害が応募者や第三者に発生した場合においても、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・本応募規約に違反していると当社が判断した場合、応募者のアカウントのブロック等の必要な措置を取ることができるものとし、これに関連して応募者に損害が発生した場合についても、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
【禁止事項】
以下のいずれかに該当する投稿は禁止とさせていただきます。これらの投稿によるご応募は、無効とさせていただきます。
1)法令や公序良俗、本応募規約の各規定に違反し、またはそのおそれがある投稿
2)第三者の著作権その他の知的財産権や肖像権、プライバシー権その他の権利または利益を侵害し、またはそのおそれがある投稿
3)わいせつ・残虐・差別に相当する等の事情により、第三者に不快感を与える投稿
4)当社・他人を誹謗中傷する投稿
5)営利を目的とした投稿
6)犯罪行為や危険行為を誘引させる投稿
7)個人情報が含まれている投稿
8)プログラム等による自動応募と当社が判断した投稿
9)その他当社が本キャンペーンの趣旨に照らして不適切と判断した投稿
・本キャンペーンのご応募にあたり、本キャンペーンサイトへの不正アクセス、Twitterアカウントやメールアドレスの不正取得その他の不正行為を行った場合は、ご応募を無効とさせていただきます。
【当選に関する注意事項】
・ダイレクトメッセージを受信いただけない場合、またはダイレクトメッセージでご案内する期限までにプレゼントの発送先をご登録いただけない場合は、当選を無効とさせていただきます。
・プレゼントの発送先は、日本国内に限らせていただきます。
・住所の誤記、転居先不明、長期不在等の理由によりプレゼントをお届けできない場合、当選は無効とさせていただきます。
・当選の権利及びプレゼントを第三者へ譲渡・換金・転売することはできません。プレゼントは本キャンペーンにご応募していただいたお礼となっておりますので、オークション等への出品もご遠慮ください。
・発送先登録フォームを他の人に共有した場合、当選が無効となります。
・景品表示法等の法令の規制により、同時期に実施する当社または第三者が実施するキャンペーンと重複して当選できない場合がございます。
・抽選後に応募者が本応募規約に違反していたことが判明した場合、当選を無効とさせていただく場合がございます。
【本キャンペーン及び本応募規約の変更等】
・本キャンペーン及び本応募規約は、プレゼントの内容を含め、予告なく変更・中止・終了することがあり、その場合当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・本キャンペーン及び本応募規約の変更・中止・終了の効力は、本キャンペーンサイトに本キャンペーンの変更・中止・終了のご案内を掲載した時点または変更後の本応募規約を掲示した時点で全ての応募者に生じるものとします。
【その他】
本キャンペーン及び本応募規約に関する事項には日本法が適用されます。本キャンペーンに関する紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とさせていただきます。
3.個人情報の取り扱いについて
当社は、応募者からいただいた個人情報を、抽選、当選連絡、プレゼントの発送、お問い合わせへの返信等の当社が実施するキャンペーンの運営及び当社グループの化粧品事業におけるより良い商品・サービスの開発のためにのみ利用させていただきます。また、当該キャンペーンの運営の委託に必要な範囲で委託先に提供する場合及び当社グループの化粧品事業のために当社と共同して利用する当社の関係会社に提供する場合を除き、個人情報を応募者の承諾なく第三者に提供することはございません(法令等により開示を求められた場合を除く)。
4.本キャンペーンについてのお問合わせ
●本キャンペーンに関するお問合せ先:
https://member.kao-kirei.com/jp/kbbplaypark/nosearch/inquiry/index.html?close=inquiry
●商品に関するお問合せ先:https://www.kao.com/jp/support/products/
●電話番号:0120-518-520
2023年7月13日(木)~2023年8月3日(木)
・お問い合わせの内容によっては、お返事を差し上げるまでにお時間がかかることがあります。あらかじめご了承下さい。
・応募受付の状況、抽選結果やプレゼントの発送に関する個別のお問合せにはお答えできません。
那須陽子
ヘアメイクアップアーティスト。都内の有名ヘアサロンを2021年に独立し、プライベートサロンを開く。多くの有名人やモデル、アイドルを顧客に持ち、雑誌やCM、コンサートのヘアメイクアップを担当。メイクでは「似合わせメイク」、ヘアでは、顔周りのデザインカット、ブリーチをつかったハイトーンカラーを得意とする。
Hair&Make:Yoko Nasu
Model:Ciel,Airi Furuta
Photo:Yui Fujii
Stylist:Yurika Nakano
Text:Keiko Iguchi
Edit:Junko Inui,Rei Yanase,
Mizuki Katsumata,Minami Miyakawa(Roaster)
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