NO MORE RULES. vol.16 声優・ファイルーズあい

NO MORE RULES. vol.16 声優・ファイルーズあい

NO MORE RULES. vol.16 声優・ファイルーズあい

#1 KATEで魅せる“いつもの自分”

#1 KATEで魅せる“いつもの自分”

#1 KATEで魅せる“いつもの自分”

「カテゴライズするのも、されるのも苦手。だって私は私だから。」

「カテゴライズするのも、されるのも苦手。だって私は私だから。」

「カテゴライズするのも、されるのも苦手。だって私は私だから。」

ルールに縛られることなく、自身の美と個性を探求し”自分らしく”生きる人にインタビューするシリーズ企画。今回は人気アニメや映画で大活躍の声優・ファイルーズあいさんが登場! 1記事目では、KATEアイテムで「いつもの自分」を表現していただき、“自分のスタイル”を手に入れるための哲学や葛藤もうかがいました。

PROFILE

ファイルーズあい

東京都生まれ。ラクーンドッグ所属。声優として活躍し、主な出演作品はアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」(空条徐倫役)、アニメ「トロピカル~ジュ!プリキュア」(夏海まなつ/キュアサマー役)、など出演している。その他にラジオパーソナリティーや生放送番組「声優と夜あそび」の金曜日MCとしても出演中。

型にはまらないことが大切。勇気を持って自分を認めてあげることで、道は開ける。

型にはまらないことが大切。勇気を持って自分を認めてあげることで、道は開ける。

型にはまらないことが大切。勇気を持って自分を認めてあげることで、道は開ける。

声優として活躍しながら、SNSなどで発信される唯一無二のメイクやファッションも多くの人から支持を集めています。自己表現をするうえで、どのようなことを考えていますか?

私はエジプト人の父と日本人の母から産まれたので、“ハーフ”というカテゴライズをされて、偏見をもたれることも多くて……小さい頃から枠にはめられることに強い違和感がありました。だから私自身は周りの人をカテゴリーにはめることは一切しません。みんな同じ人間だし、一番大切なのは中身なんです。

私は一般的に「派手」と言われるような、見た人に元気を与えられるカラフルなスタイルが好きです。声優を始めた頃から思い切って、ダークリップでアイラインバチバチ、ピアスもたくさん開けて……自分の好きな見た目でメディアに出ていたんです。最初は否定的な意見も多くて、正直かなり傷つきました。でも「私が私らしくいることは、誰の迷惑にもなっていない!」と信じてスタイルを貫いていたら、気付けばSNSでもファンが増えていてビックリです。私と同じように自分らしさを出すか迷っている方がいたら、長い目で自分自身を認めて、愛して、そして勇気を持ってほしいです。

コンプレックスだったニキビ跡を隠すために、そばかすをメイクで強調するという逆転の発想が成功!

コンプレックスだったニキビ跡を隠すために、そばかすをメイクで強調するという逆転の発想が成功!

コンプレックスだったニキビ跡を隠すために、そばかすをメイクで強調するという逆転の発想が成功!

今回も取り入れた「そばかすメイク」を始めたきっかけは? また、普段どこからメイクのヒントを得ているかも教えてください。

元々イラストを描くのが大好きで、自作のキャラクターにそばかすを描いていたんです。でも最初はそれを自分のメイクで表現することは思いつかなくって。昔からニキビ跡がコンプレックスだったんですが、そんな中で女優のオードリー・ヘップバーンの本を読んで、ヒントをもらいました。彼女って高い鼻がコンプレックスで、そこに目がいかないように眉毛をメイクで濃くして強調していたそうなんです。私の場合なら、そばかすで頬を強調することで、ニキビ跡が不思議と目立たなくなる。さらに、元気で明るさに溢れた私らしいキャラクターを表現できるとも思いました。

一般的な流行=トレンドは気にしません。とにかくその時いいな、と思えるような、「好き!」という気持ち、自分のアンテナに引っかかったものだけを、ひたすら追求するようにしています。もちろんマナーやTPOはちゃんと考えています。

メイクは誰かのためにするものじゃない。そっと背中をおしてくれる、私にとって大切な要素なんです。

メイクは誰かのためにするものじゃない。そっと背中をおしてくれる、私にとって大切な要素なんです。

メイクは誰かのためにするものじゃない。そっと背中をおしてくれる、私にとって大切な要素なんです。

KATEで魅せる「いつもの自分」はいかがでしたか? KATE MAGAZINE読者のために、どうすれば「なりたい自分」を見つけられるか、アドバイスもいただきたいです。

仕上がりは大満足! とってもお気に入りです。私が大好きなサブカル女子=ギークガールの雰囲気たっぷりで、万人ウケは一切狙っていませんが、自然と最高の笑顔になれます。やっぱりメイクは誰かのためにするものではなく、でも自信をつけてそっと自分の背中をおしてくれるものだと実感できました。このコーディネートも私らしさが満載なので、大好き。この世に存在する全ての色を入れたと思えるほどカラフルで、身に付けたただけでハッピーな気持ちにさせてくれます。

最近は甘辛ミックスとか、1つのテイストでまとめるのではなく、違うものを組み合わせることにハマっていますが、この先どうなるかは自分でもわかりません。とにかく変に「私ってこうあるべき」、という決めつけをしたくないんです。だから、KATEの「no more rules.」というポリシーにはとっても共感できます。いつでも、その時の自分の気持ちに正直にいたいです。だから皆さんも自分の心にしっかり問いかけて、「やっぱりこれが本当に好き!」って思える、ゆるぎないものを見つけることがとても大切だと思います。

MAKE-UP POINT KEY WORD:ドーリーオレンジ

  • ※仕上がりイメージ

BASE

  • A

    A

    A

  • B

    B

    B

今回のメイクのキーワードは「ドーリーオレンジ」。ドーリーさを表現するうえでは、子供のようなナチュラルな肌感を出すことが大切。Aの下地は顔の中心だけにスポンジでなじませながら使用。Bのファンデーションでツヤを抑えて、さらさらでセミマットな肌に。ボリュームのある衣装にも合う立体感のある顔が完成。

EYE

  • A

    A

    A

  • B

    B

    B

ブラウン~オレンジのトーンで全体のカラーをまとめたのがポイント。Aは左から2番目のミディアムカラーをベースにしながら、下まぶたも囲うように全体に使う。Bを締め色として目尻に使うことで、夢見る子どものような、かわいい雰囲気を演出。

CHEEK

  • A

    A

    A

  • B

    B

    B

元気で明るいキャラクターを連想させる、少し日やけしたような肌を演出するために、Aを目の下から鼻の上まで、広い範囲に使用。その上から、Bを筆の先にのせ、頬全体にさりげなくのせる。ナチュラルなそばかす風のメイクがアクセントとなり、周りの目を釘付けに。

LIP

そばかすメイクをすると決めたとき、あいさんが一番最初にセレクトしたのがこのアイテム。輪郭をぼかしながらグラデーションとして使用。スフレマットのナチュラルな質感がじんわりと軽やかな印象。主張しすぎず、カラフルなカジュアルコーデにも違和感なくマッチ。

ファイルーズあいさんが使用した商品を試してみたい方は
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VIRTUAL TESTER

STAFF

Model:Fairouz Ai
Hair&Make:KAHO(PUNCH)
Stylist:Keiko Minami
Photo:Kaname Teruya
Movie:Yuki Yoshino(Unknownknowns)
Direction&Text:Tsuyoshi Ode
Web Design:Standby
Production:Kakushigoto

トップス:¥16500・ジャケット:参考商品・パンツ:¥16500/HELLO MOE

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