自分自身をデザインするように、メイクを楽しむ。 #nomorerules. vol.12 #3 GYUTAE  2022.8.3

自分自身をデザインするように、メイクを楽しむ。 #nomorerules. vol.12 #3 GYUTAE  2022.8.3

自分自身をデザインするように、メイクを楽しむ。 #nomorerules. vol.12 #3 GYUTAE  2022.8.3

メイクを通して“自分を好きになる方法”を発信してきたメイクアップアーティスト、GYUTAEさん。テクニックや表現力を少しずつ磨きながら、さまざまなことを“自分らしく”変えてきた彼が、日々のメイクで大事にしていることとは?

NO MORE RULES.

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メイクで“好きな自分を探していく楽しみ”を知った

メイクで“好きな自分を探していく楽しみ”を知った

メイクで“好きな自分を探していく楽しみ”を知った

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──GYUTAEさんがメイクをする、一番の理由を教えてください。

僕がメイクをするのは、自分を好きでいたいから。別にすっぴんの自分が嫌いっていうわけじゃないけど、メイクをしている自分が一番好きで、自信が持てるって思えるんです。ただ単純にメイクが楽しくて、メイクそのものが大好きなんですよ。僕にとってメイクをすることはストレスの発散にもなるので、最高の職業に就いたなって思っています。

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──メイクがもたらす影響って、見た目の変化はもちろんですが、表情や気分、行動まで変わってきたりしますよね。

そうですね、内面の変化も確かにあると思います。一回のメイクでパッと変わるというよりは、だんだんと自分に合うメイクが分かっていくなかで、少しずつ変化するんですよね。「こうしたらかわいいかも」とか「こっちの方がきれいじゃん」とか、日々のメイクで試行錯誤して、それを楽しんでいく過程に意味がある。そうやって“より良い自分を探していく楽しみ”を知れることが、外見や内面に影響を与えるんじゃないかな。

メイクで大切なのは、バランスとデザイン

メイクで大切なのは、バランスとデザイン

メイクで大切なのは、バランスとデザイン

――メイクをするとき、どんなことを大事にしていますか?

一番大事なのは、全体のバランスだと思います。僕は色をたくさん使うし、目や眉毛をしっかり主張させるメイクをするから、全体で見たときにちゃんと馴染んでいるかということはすごく意識していて。自分がやりたいメイクをしつつ、ただ個性をぶつけるだけじゃなくて、バランスが取れたメイクをすることを大切にしています。

――GYUTAEさんがメイクにおいて特にこだわっているパーツはありますか?

やっぱり眉にはすごくこだわっていますね。脱毛症になる前から、顔のパーツで眉毛が特に好きだったんですよ。だからなくなってしまったときはやっぱり落ち込みましたけど、今は逆に毛がないからこそ、メイクで好きなデザインの眉がつくれることを楽しんでいます。太めにも細めにもできるし、位置や毛流れも自分で好きなように描ける。デザイン次第で印象がガラッと変わるので、今も眉毛を描くことが一番好きなんです。

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──つい買ってしまうアイテムはありますか?

アイシャドウかな。アイメイクは色を楽しめるパーツですし、本当にいろいろなカラーがあって多彩だから、見ているだけで楽しくなってきます。アイシャドウパレット自体も、宝石箱みたいでかわいい。KATEのアイシャドウやアイライナーも、学生の頃からよく使っています。

──今回はすべてKATEのアイテムでメイクをしていただきましたが、使ってみて感じたことはありますか?

本当に忖度なく、こだわりを感じる商品がたくさんありました。ファンデーションの密着感や崩れにくさもそうですし、大粒のラメのシャドウも粉飛びせずシルキーな肌触り。粒子の細かさとか、オイルの配合率とか、すごく研究されているんだろうなって改めて感じました。なんだか上から目線ですみません(笑)。最近はカラーやパッケージも攻めたアイテムが多くて、そんなところもわくわくしながらいつもチェックしています。

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分断やルールのない“自由なメイク”を伝えたい

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――社会が少しずつ変化していることで、“メイクをすること”の価値観も変わってきていますよね。GYUTAEさんがこれからのメイクに期待することはありますか?

時代の変化やビジネスの流れによって、メイクが変な方向に消費されないといいなとは思いますね。最近は「メンズメイク」って言葉をよく聞くんですが、僕はその表現にもちょっと疑問があって。メイクってそもそも誰がしてもいいはずだし、女性しかしちゃいけないわけでもない。僕自身も、車が好きとかゲームが好きっていうのと同じ感覚でメイクが好きで、それは自然なことだと思っています。

だから「メンズメイク」にカテゴライズされていくことで、また男女で分断されてしまうのが嫌なんです。性別とか国とか年齢とか関係なく、“メイクは誰がしてもいいし、どんなメイクをしてもいいんだよ”っていうのを、少しでも広めていきたい。そういう使命感もあって、僕は活動しています。

次回は、“なりたい自分になる”をテーマに、GYUTAEさんがモデル・小貫莉奈さんの悩みを聞きながらメイクアップ。GYUTAEさんのメイクがもたらす、さまざまな変化の過程を探っていきます。

期間限定配信:12月中旬頃まで

NO MORE RULES.

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Profile

GYUTAE
1994年12月23日生まれ、広島県出身。YouTubeを中心に活動し、性別や国籍、ジャンルを越えた変身メイクで話題を集めているメイクアップアーティスト。10代から全身脱毛症を患い、髪の毛やまつ毛、眉毛など全身の毛が生えないというハンデを負いながら、メイクを通してコンプレックスと共に生きる方法を発信。その前向きな考えや生き方が同世代を中心に共感を呼んでいる。また、今年3月に幻冬舎より初のエッセイ本『無いならメイクで描けばいい』を発売。

Staff

Photo:Yui Fujii
Text:Mayu Sakazaki
Edit:Asako Tanaka,Rei Yanase,
Mizuki Katsumata(Roaster)

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