気持ちがブレそうなときは原点に立ち返る。 #nomorerules. vol.8 #2 山本彩 2021.09.21

気持ちがブレそうなときは原点に立ち返る。 #nomorerules. vol.8 #2 山本彩 2021.09.21

気持ちがブレそうなときは原点に立ち返る。 #nomorerules. vol.8 #2 山本彩 2021.09.21

8年間グループで活動し、シンガーソングライターという幼い頃からの夢を実現してもなお目標に向けて歩み続ける山本彩さん。なりたい自分になるために大切なこととは?


01. 縛られたくないもの


02. 音楽が好きだから頑張れる


03. 夢を叶える秘訣


NO MORE RULES.

NO MORE RULES.

NO MORE RULES.

一つひとつの意見には縛られたくない

一つひとつの意見には縛られたくない

一つひとつの意見には縛られたくない

――KATEは「no more rules.」をコンセプトに掲げていますが、山本さんが縛られたくないルールはありますか。

メディアに出ると、嬉しいことにいろんな意見をいっぱいいただくんです。例えばヘアスタイル一つとっても髪を切ると“似合ってるね”って嬉しい声をいただける一方で、“前の方が良かった”っていう意見もあったり。なるべくSNS上での否定的な意見には縛られたくないなと思っています。

――周囲の評価が気になる時もあると思います。様々な意見を取捨選択できるようになったのはなぜでしょうか。

幸い…といいますか、気づいたときにはもうこの業界にいたので正直慣れたっていうのはあります。でも10代の思春期の時は、いい言葉にも悪い言葉にも一喜一憂して結構しんどかった時期もありました。でも一つひとつの意見の中には真逆の声もあるし、全部を聞くことはできない。すべて鵜呑みすると自分がブレてしまって自分のためにはならないと気づいたんです。それに年齢を重ねるにつれて聞き流すことと、聞き入れることをいいバランスで取り入れられるようになりました。

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SCROLL   SCROLL

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――2ndシングル「棘」には“マイノリティ”という言葉が出てきますが、どういう方のことを考えて作詞されたのでしょうか。

マイノリティって特定のことではなくて、だれしも自分がマイノリティなのではと感じる瞬間があるんじゃないかと思います。例えば、人と関わっていて自分は理解してもらえないとか、人を理解できないって思ったときって疎外感を感じる瞬間って誰でもあるじゃないですか。そういう全員が感じ得る“マイノリティ”を、代弁したいなって思って書きました。

――周りから否定されたり孤独を感じたりして落ち込んだ時は、どう解決していましたか。

本当に落ち込んだ時は泣いて寝るっていう、“涙活”ですね。言われたことに対して泣くっていうのではなく、それをきっかけに感動的な映画とかを見てわざと泣いて、溜まった気持ちを流したらもうすっきりするんです。あとは自分を全肯定してくれるような音楽を聴いて気持ちをいい方向へ持っていくこともあります。私はよくELLEGARDENがカバーした「Funny Bunny」(原曲:the pillows)を聴いていて、毎回勇気づけられますね。

原動力は音楽が好きという気持ち

原動力は音楽が好きという気持ち

原動力は音楽が好きという気持ち

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――辛いことがたくさんあっても、夢を諦めず貫き通せたのはなぜでしょうか。

芸能界に入る前から本当に音楽の世界しか見てなかったんですが、やっとデビューしたバンドが解散した時、挫折して音楽の道を諦めたことがあって…。でもその後に運良くグループに入れるチャンスが来て、どんなジャンルでもいいからやっぱり音楽をやりたいと思ったんです。ここで来たチャンスは絶対に逃さないぞって思いました。音楽をやりたいという気持ちが本当にすべてですね。
 

――壁にぶち当たったときはどうしますか。

考えすぎないようにしています。無理や〜って思うと切羽詰まってしまうので、“余裕余裕、全然いけますよー!”って自分に言い聞かせます。ゴールがある課題の場合は、解決するために頑張るけど、答えのない悩みは後ろ向きに考えても仕方ないので、誰かに吐き出すようにしています。課題や悩みが続けてくる時ってあるじゃないですか。そういう時に1個目のことで焦ると、2個目3個目ってどんどん手につかなくなってきちゃうので、考えすぎるのをやめました。

――グループとしてトップの地位を捨ててまで挑戦し続ける理由や原動力は何でしょうか。

グループにいた時点でその先にある夢の話はよくしていて、グループで終わりじゃないとも思っていました。そしてそれを公言していたからこそ、待っていてくれる方がいて、実現しなければという気持ちに動かされていました。卒業したときは怖くなかったと言ったら嘘になるんですけど、みんなからの応援の声とやっぱり純粋に音楽が好きという気持ちが原動力になっていました。

SCROLL   SCROLL

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――今の山本さんの考えに至るまでに、影響を受けた人はいますか。

ELLEGARDENのボーカルとギター担当の細美武士さんには影響を受けています。作っているものはもちろん好きですし、小学生からずっと追いかけて見てきましたが、常に音楽に没頭していて、進化はし続けているけど少年の心を忘れないというか、純粋に音楽が好きな姿勢にずっと憧れています。自分も音楽を作る側になってみてより一層、「きっと楽しい事ばかりじゃないし、制作期間は産みの苦しみもあるのに、あれだけいい曲を出し続けてそれを感じさせない生き方がかっこいいな」と思うようになりました。

なりたい自分を忘れずに生きることが大事

なりたい自分を忘れずに生きることが大事

なりたい自分を忘れずに生きることが大事

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SCROLL   SCROLL

SCROLL   SCROLL

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――「no more rules.」というKATEのコンセプトについてどう思いますか。

すごくいいと思います。現代社会はいろんな考え方があるからこそ、食い違いもいっぱいありますよね。でもそれを複雑に考える必要はないんじゃないかなと思っていて…。人に迷惑をかけないのであれば“自分がやりたいことをやる”っていうスタンスは、みんなが持っていていいはず。もし自分はやりたいのに、やるかどうか悩んでいたら気持ちに素直になって、考えすぎず行動してほしいですね。

――山本さんにとって“なりたい自分になる”とはどう生きることでしょうか。

なるための生き方を忘れない、信念を忘れないこと。ブレそうになることってあると思うんですけど、そういう時は自分の気持を確認しつづける作業が必要かなと思います。私もソロになった時“自分って何がしたかったんだっけ”とか“どういう曲でどういう自分を見せていきたかったんだっけ”ってブレるときもありました。そういう時は、“じゃあなんで音楽やってるんだっけ”って、原点に立ち返るんです。

私はアーティストになる以前に聴く側としても純粋に音楽が好きだったし、ギターを弾くことが幸せで、皆と同じように音楽に助けられて救われてきました。だから今度は、私が誰かに手を差し伸べられるようなアーティストになりたい。この初心を迷った時に思い出すようにしています。

――アーティストとして目標はありますか。

自分が歌を歌うことはもちろん、自分が作った楽曲が広く認められたら嬉しいなと思っています。たくさんの人に聞いてもらえる曲は、それだけ多くの人の心や耳に響いて、何かを残せたってことだと思うので。

――その目標は実現しそうですか。

できそう…というか、決めたからには実現しないと!という気持ちで走り続けるのが、私の夢を叶えるためのセオリーです。

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次回は山本さんのメイクルールをご紹介します!

NO MORE RULES.

NO MORE RULES.

NO MORE RULES.

Profile

山本 彩
1993年生まれ、大阪府出身。2010年に発足したNMB48の1期生として8年間キャプテン・不動のエースとして活躍。卒業後、ソロ活動へ移行し、リリースしたシングル・アルバムはオリコンウィークリーチャートで毎回上位を記録。他、J-WAVEやFM802でラジオ番組を担当するなど幅広く活躍。2021年9月29日より全国ホールツアー「SAYAKA YAMAMOTO TOUR 2021〜re〜」を開催予定。

Staff

Photo:Yui Fujii(Roaster)
Styling:Akane Koizumi
Hair&Make:chim(CO.CO.RO)
Text:Ayumi Kinoshita
Edit:Haruyo Sugie, Sara Fujioka, Ayano Homma(Roaster)

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