今やっていることは決して無駄じゃない。 #nomorerules. vol.8 #1 山本彩 2021.09.14

今やっていることは決して無駄じゃない。 #nomorerules. vol.8 #1 山本彩 2021.09.14

今やっていることは決して無駄じゃない。 #nomorerules. vol.8 #1 山本彩 2021.09.14

8年間グループで活動し、シンガーソングライターという幼い頃からの夢を実現してもなお目標に向けて歩み続ける、山本彩さんの“自分らしさ”とは?


01. グループとソロでの変化


02. 自己表現は特別なことじゃない


03. なりたい自分になるには


NO MORE RULES.

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求められている“山本彩”から“本当の自分”へ

求められている“山本彩”から“本当の自分”へ

求められている“山本彩”から“本当の自分”へ

――NMB48ではキャプテンを努め、グループの頼れる存在として柱となっていた山本さんですが、ご自身のことをどんな性格だと思いますか。

頑固で面倒くさいと周りによく言われます(笑)。一度決めたことは譲らず、打ち合わせの場面などでも“自分はこう思うので”って周りの意見を取り入れなかったりすることもあるので、自分でも分かっています。でもこの仕事をしていく上では、自分の意思を持つことは大切だとも感じています。

――自分のことを好きな瞬間、嫌いな瞬間はありますか。

歌っている自分が好きです。でも嫌いって思う瞬間も、歌っている時かもしれません。仕事をしていて満足することってあまりなく、“もっとできる。まだまだやなぁ”って同時に思うので、自分に満足することはないですね。だから新しい曲や表現を模索し続けています。

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――グループ時代は求められる像も多かったと思いますが、ソロになって解放感はありましたか。

それはすごくありました。でもグループ時代が嫌だったわけではないんです。求められる像に応えるのが嬉しかったし、アイドルとしてやるべきことをやっているのは自然なことでした。今は隣に人が並ぶことがないので、自由に自分を表現できるのがなんだか新鮮です。まわりと比べることが減り変な焦りがなくなって、純粋に自分が考えるまま自然にいられる時間が増えたからなのかなと感じています。

SCROLL   SCROLL

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――今の「山本彩」は自分の意思でできたのでしょうか。それともグループ時代があったからこそできたものなのでしょうか。

性格は昔から変わっていないんですが、人格というか考え方はグループでの経験が自分を作ったなと感じます。物事に対して柔軟に考えられるようになった反面、これだけは譲れないというところは逆に頑固になった部分もあり、“我が強いだけではなく信念を持っている人”に近づけたのかなと思います。

見た目が派手=自己表現していることではないと思う

見た目が派手=自己表現していることではないと思う

見た目が派手=自己表現していることではないと思う

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SCROLL   SCROLL

SCROLL   SCROLL

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――山本さんにとって“自分を表現する”とはどういうことでしょうか。

ファッションや聞く音楽、言動まで、その人の日常ですることすべてが自己表現だと思います。だから自己表現って気づかないだけで、皆しているはず。グループでいろんな子を見てきましたけど、考えて自己表現している人もいれば、飾らず素のままの子もいて。どちらがいい・悪いではなく、いろんな方法で自然としていることなので、「難しく考えずそのままの自分でいればいいんや」と思います。

――SNSで見る、キラキラしてみえる人と比べて、焦ってしまう人も多いと思います。

私も割とそう思っちゃうタイプですね(笑)。でもSNSは見た目が派手な方が目立つかもしれないけど、私自身、話してみてその人の持つ深みに気づくことが多くて、必ずしも見た目でキラキラする必要はないって思うようになりました。本当の個性は見た目だけじゃなく、内面にも宿っていると思います。だから、そんなことを気にしなくなりました。もしそのことで焦ってしまうようなことがあったとしても、そんな必要はないし、もっと自分というものを深めたければ、焦らずいろんなものに触れて好きだと感じるものを深掘りしてみてほしいです。

――山本さんの最大の自己表現はやはり音楽だと思いますが、想いを届けたい人はいますか。

特定の誰かというよりは、一人でも多くの方に何か響くものがある音楽を届けたいと思っています。そのために、音楽はテイストも歌詞もジャンルレスでやっていきたいという想いがあって、特に○○系にしようと考えずに、その時に自分がやりたい音を作っています。その方が楽しいし、ジャンルを絞らないことでいろんな方に聴いていただけるかなと思うんです。日常のどの瞬間にも、散りばめられるような曲を作ることが目標です。

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やりたいこと・なりたい自分がなくても焦らないで

やりたいこと・なりたい自分がなくても焦らないで

やりたいこと・なりたい自分がなくても焦らないで

――音楽に対する姿勢がブレない山本さんですが、どうやって夢を見つけたのでしょうか。

親の薦めで幼い頃からいやいや音楽スクールに通っていたのですが、小学生の時にアヴリルラヴィーンに出会ってギターを始めたことで、どんどん音楽にのめり込んでいきました。自発的に見つけた夢ではなく、親にきっかけを作ってもらったような感じです。

――バンドやアイドル、さまざまな活動を経てシンガーソングライターという夢を実現していますが、遠回りして辛かったことはありますか。

たくさんありました。ガールズバンドでメジャーデビューして夢を掴んだと思ったのに、なかなか芽が出ず解散した時は挫折を感じましたし、音楽への気持ちが一度途切れたこともあります。でもアイドルというチャンスを掴んで音楽の道が開け、ファンの方の笑顔を見た時に、振り返ってみると“あの時があったおかげで今があるんだ”“遠回りだと思ってたことも成功への道だったんだ”って思うことが何度もあったので、それに気づいてからはしんどいなって思う瞬間も、しんどくなくなったんですよね。なので今地道な道を歩いている人も、今は成功に必要なものなんだなって思って頑張って欲しいです。

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――夢が見つからない、自分がどうなりたいか分からない人へメッセージはありますか。

就職の時期など、今すぐ道を決めないといけないって思う場面もあると思います。でも転職する人も、もっと年齢を重ねてから本当にやりたいことが見つかる人も、芸能界でも遅咲きって言われるタイミングで活躍される方もいっぱいいます。だから年齢を気にしたり、やりたいことがなくても焦る必要はないと思います。私、グループに入る前、実は教師を目指してた時期があったんです。教師になりたいと思ったきっかけは、学校の先生が面白かったから。そういう些細なことでも夢を見つけるきっかけになるかもしれないから、もし今夢がなかったら、アンテナを張って小さなことにも目を向けたり、夢が見つかった時に役に立つ知恵や知識を見つける期間にしてください。だから“今”は絶対に無駄じゃないです!

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次回は自分のやりたいことを貫く秘訣を、山本さんにお伺いします。お楽しみに!

NO MORE RULES.

NO MORE RULES.

NO MORE RULES.

Profile

山本 彩
1993年生まれ、大阪府出身。2010年に発足したNMB48の1期生として8年間キャプテン・不動のエースとして活躍。卒業後、ソロ活動へ移行し、リリースしたシングル・アルバムはオリコンウィークリーチャートで毎回上位を記録。他、J-WAVEやFM802でラジオ番組を担当するなど幅広く活躍。2021年9月29日より全国ホールツアー「SAYAKA YAMAMOTO TOUR 2021〜re〜」を開催予定。

Staff

Photo:Yui Fujii(Roaster)
Styling:Akane Koizumi
Hair&Make:Kasumi Kawai(CO.CO.RO)
Text:Ayumi Kinoshita
Edit:Haruyo Sugie, Sara Fujioka, Ayano Homma(Roaster)

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